新着情報

2020.06.29
お知らせ

呉服神社夏祭り及び大祓式について

本年度は新型コロナウィルス禍の状況を鑑み一般参列、並びイベント行事は中止と致します。尚、茅の輪くぐりは7月18日(土)から30日(木)まで自由にくぐる事が出来ます。

大祓は神主のみで18日と31日に執り行いますがご参列は出来ません。



私達が毎日生活している間には、知らずの内に人を傷つけたり、罪を犯したり、穢れに触れたりします。大祓はこのような諸々の罪や穢れを祓い去り、神々から戴いた清く正しい心の持ち主に帰り、精神生活を昂めてゆくという行事です。(本来は年の半分である6月30日におこなわれます)当神社では7月の夏祭り時に夏越大祓を執り行い無病息災、家内安全を御祈願しております。

大祓式に参列する人は、全員で大祓詞を斉唱し麻と紙を小さく切った切麻をわが身にまいて祓いますが、これに参列出来ない人(本年度)は形代(かたしろ)、撫物(なでもの)、人形(ひとかた)などと称し紙を人の形に切抜いたものに自分の名を記し、息を三度吹込みあらかじめ神社に持参し一緒に祓ってもらう方法がとられます

(一)形代の取扱いについて 形代(5体入り)封筒は拝殿前に設置しております。

大祓ご希望の方は、氏名、年齢を記し、罪穢れを移すように祈念をこめ息を三度吹込み、社務所までお申込み下さい。

(二)お初穂料ご奉納について

初穂料 500円以上 (大祓いのみ)
    1,000円以上 (茅の輪守り授与)

○ご希望の方は7月31日までに社務所にお申込み下さい。

茅の輪の由来は、備後国風土記「蘇民将来」の逸話より、旅の途中で宿を乞うた素戔鳴尊を、裕福な弟の臣旦将来は断り、貧しい兄の蘇民将来は粗末ながらもてなした。素戔鳴尊は蘇民の子孫に茅の輪を付けさせ、後に禍津日神(疫病や禍事を齎す神)はそれを目印とし蘇民の子孫を除く一族を滅ぼしたと云う伝承より、茅の輪を付けていると(個人若しくは、玄関内側など)禍津日神の禍を避ける事が出来ると云われております