新着情報

2021.07.01
お知らせ

呉服神社夏祭り及び大祓式について

本年度も新型コロナウィルス感染症の現状を鑑み、一般参列、並びイベント行事は中止と致します。尚、茅の輪くぐりは7月18日(日)から31日(土)まで自由にくぐる事が出来ます。

大祓は神主のみで18日と31日に執り行いますがご参列は出来ません。



大祓式について

私達が毎日生活している間には、知らずの内に人を傷つけたり、罪を犯したり、穢れに触れたりします。大祓はこのような諸々の罪や穢れを祓い去り、神々から戴いた清く正しい心の持ち主に帰り、精神生活を昂めてゆくという行事です。(本来は年の半分である6月30日におこなわれます)当神社では7月の夏祭り時に夏越大祓を執り行い無病息災、家内安全を御祈願しております。

大祓式に参列する人は、全員で大祓詞を斉唱し麻と紙を小さく切った切麻をわが身にまいて祓いますが、これに参列出来ない人(本年度)は形代(かたしろ)、撫物(なでもの)、人形(ひとかた)などと称し紙を人の形に切抜いたものに自分の名を記し、息を三度吹込みあらかじめ神社に持参し一緒に祓ってもらう方法がとられます。


(一)形代の取扱いについて

〇大祓希望の方は拝殿前もしくは社務所にて形代(人型の紙)を受け取る事が出来ます。

形代の表面に氏名、年齢を記し、その形代で頭や腕を撫でてから罪穢れを移すように祈念をこめ息を三度吹込み、7月31日(土)までに社務所までお申込み下さい。
※形代の郵送ご希望の方は社務所までご連絡下さい。

(二)お初穂料ご奉納について

○形代五体(五名分)入り 初穂料 五百円 (大祓いのみ)
                 千円以上 (茅の輪守り一体授与)

ご希望の方は7月31日までに社務所にお申込み下さい。



茅の輪の由来は、備後国風土記「蘇民将来」の逸話より、旅の途中で宿を乞うた素戔鳴尊を、裕福な弟の臣旦将来は断り、貧しい兄の蘇民将来は粗末ながらもてなした。素戔鳴尊は蘇民の子孫に茅の輪を付けさせ、後に禍津日神(疫病や禍事を齎す神)はそれを目印とし蘇民の子孫を除く一族を滅ぼしたと云う伝承より、茅の輪を付けていると(個人若しくは、玄関内側など)禍津日神の禍を避ける事が出来ると云われております。